その2:ビジネス買取編
前回はビザ取得方法の裏技!をお話しましたが、その裏技の要、既存ビジネスの買い取りについてご紹介します。
レストランも例外なく買い取る際には、最善の注意を払うことが必要です。
肝心な物件のリース契約が延長できなかったり、物件の配水管に問題があったり、改装工事の許可がおりなかったりと営業するにおいて致命的な問題が後で発覚することも多々あります。
やはり、必ずその道に精通した弁護士に相談・依頼してください。間違っても素人同士で交渉・契約しないように!
それからもう一つ。
どの弁護士に仕事を依頼するか?その選択も非常に大切です。
海外では日本と違って比較的に簡単に弁護士資格が取れるので、多くの弁護士がいてピンキリ。
不親切な人、飲食業に詳しくない人、費用が高額すぎる人などさまざま。それにプライベート案件、ビジネス案件、中小企業案件、その中でも飲食業というように、いろんな得意分野がありますからご注意ください!
選択を誤ると相当高くつきますのでくれぐれもご注意を!仕事を依頼する前に大体の見積もりをもらっておくと安心です。
さて、ビジネスを買い取る際には、通常、会社ごと買い取ったりしません。その事業(ビジネス)だけを買い取ります。
会社ごと買うと、その会社の全てを引き継ぐことになり、万が一隠れた負債や刑事責任などがあった場合、買った人がその責任まで引き継いでしまうことになりますからくれぐれもご注意を!
以下、ビジネスを買い取る際の注意点を飲食店を例に簡単にご紹介します。
| 1. |
正しい販売価格かどうか評価する |
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オーストラリアでは、業種や設備などによりますが、営業利益の2.5〜3倍が妥当な販売価格です。年商より利益重視です。 |
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※参考:オーストラリアのTV番組 http://www.mybusinesstv.com.au/index.php?itemid=48 |
| 2. |
過去数年間のファイナンシャルレポート(財務諸表)を確認 |
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公認会計士が承認したものを見せてもらうこと。 |
| 3. |
ビジネス販売に含まれる設備・在庫 |
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販売時の価格に含まれる設備や在庫などを確認する。また、壊れたもの修理中のものがないかどうか確認する。 |
| 4. |
従業員の引継ぎ |
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有給休暇やロングサービスリーブ(長期就労休暇)などが残っていると多大な出費になってしまいますので、従業員を引き継ぐ場合は、一度解雇し、再雇用する方法がベスト。またキーになる従業員が直ぐに辞めないことを前提条件に入れること。 |
| 5. |
物件のリース期間、および条件 |
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ビジネスだけ買っても、営業する場所が確保できなければ商売はできません。物件のオーナーからビジネス買取と同時に、新しいリース契約か、引き継ぎ契約を取得すること! |
| 6. |
販売者が競争相手にならないようプロテクトする |
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忘れがちですが、販売者が一定の距離範囲、一定の期間内に同事業を始めないよう契約条件に入れること。 |
| 7. |
保険への加入 |
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損害賠償保険、火災・盗難保険、労災保険など営業する際に必要な保険への加入を忘れないように! |
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海外では、自分で誤って、階段などで転んでけがをした場合などでも、お店に対して多額の損害賠償を請求されることもありますのでご注意ください。 |
| 8. |
リカー(アルコール)ライセンスなど |
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リカーライセンスを持つレストランは、責任者の書き換え手続きを行う。書き換えには資格を持った責任者が必要。 |
他にもまだまだたくさん注意点はありますが、ざっと大まかに注意点を書き出しました。
ビジネスを買い取るということは、人生を左右するような大きな買い物になります。
そういったことに慣れている企業家の方には、あえて何もアドバイスする必要はないと思いますが、初めての方は、必ず全て自分の目で確かめ、念には念を入れ、失敗のないよう十分に確認の上、納得してご決断ください。
また、ビジネスを継続するためのキーパーソン、事業計画、資金の手配もお忘れなく!
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